6月10日、水中慰霊碑設置のための予備調査として昨年9月以来となる駆逐艦「蕨」の水中撮影を行いました。船体の状況に加え、周囲の海底の様子や、調査船から下ろしたケーブルが潮の影響をどの程度受けるか等を確認しました。今後、碑の形状や設置方法の検討に活かします。
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この写真は船体に引っ掛かっている漁船のアンカーです。 長らく漁礁として利用されてきた蕨にはロープや漁網、錨などが大量に巻き付いており、それらが船体の保存状況に大きな影響を及ぼしてきた過程が見て取れます。
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また、今回は併せて船体後部の探索調査を行いました。過去の情報を元にこの船体前部より北西方向に約10km離れた水深180mの海底において、何らかの構造物を確認しました。南北に長細い形状をしており、岩や鉄などの固い材質であるとみられます。
この場所は昭和二年当時、海底の重油を目印として蕨沈没地点と言われていた場所に近く、当時測定された水深とも一致しています。
今年7月には昨年度の続きとなる本格的な調査を予定しています。
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