5月23、24日、鳥取市に本社を置かれる「アサヒコンサルタント株式会社」様のご協力の元、駆逐艦「蕨」「葦」の調査を行いました。
美保関沖事件では駆逐艦「蕨(わらび)」と巡洋艦「神通」、駆逐艦「葦(あし)」と巡洋艦「那珂」がそれぞれ衝突し、「蕨」は船体が2つに折れ沈没、「葦」は艦尾を切断され、その艦尾が海没しました。
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今回は「マルチビームソナー」と呼ばれる機材を使用し、地元で「軍艦」、「わらび」と呼ばれている魚礁を調査しました。
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調査の結果、長年地元で駆逐艦「蕨」とされてきた魚礁は全長約53m、幅約8mの巨大な沈没船であることがわかりました。全長に対して幅が狭く、また写真左側の端が不自然に崩れたようになっています。
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今後はこの沈没船が今回探している駆逐艦「蕨」「葦」の一部なのか、鑑定を行います。
また、今回の調査データおよび2日間に及ぶ調査の様子などは来年5月中旬から開催する予定の「美保関沖事件回想大展示会」にて展示を行う予定です。
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